まちスポ仙台を知る
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まちスポ仙台とは
まちスポ仙台のビジョンやスタッフ紹介をご覧いただけます。
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理事紹介、情報公開、アクセスなどの基本情報を掲載しています。
活動を知る
ACTION
活動紹介
まちスポ仙台は「ひろげる」「うみだす」「そだてる」の3つを軸に活動しています。
ひろげる
既に想いをもって活動を進めている方同士をつなげて、更なる活動の広がりをつくります。
うみだす
地域課題を新たな仕組みを生み出すことで抜本的・持続的な課題解決を目指します。
そだてる
若い世代のまちへの関心・興味をはぐくみ、次世代のまちづくりを担う人材育成を行います。
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まちスポ仙台は「ひろげる」「うみだす」「そだてる」の3つを軸に活動しています。
ひろげる
既に想いをもって活動を進めている方同士をつなげて、更なる活動の広がりをつくります。
うみだす
地域課題を新たな仕組みを生み出すことで抜本的・持続的な課題解決を目指します。
そだてる
若い世代のまちへの関心・興味をはぐくみ、次世代のまちづくりを担う人材育成を行います。
学びの目的を見つめ、地域とつながる ― 泉館山高校での講話より
先日、泉館山高校で「なぜ学ぶのか」「地域とは何か」をテーマにお話しする機会がありました。
10月8日に予定されている「地域課題探究セッション」を前に、生徒のみなさんが自分の学びの意味や地域との関わり方を考える時間にしたいと考えました。暑い日が続いていたので、1つの教室から他の5教室にLIVE配信するかたちにしました(もちろんワークの時は各教室をまわって生徒たちに声掛けさせてもらいました)。
OECD(経済協力開発機構)は、PISA調査などを通じて「これからの時代に必要な学び」を探究しています。その中で示された「ラーニング・コンパス2030」は、学びの目的を“ウェルビーング(心身ともに、そして社会的にも安心して充実した暮らしを送ること)”としています。
その実現に欠かせない力が エージェンシー(Agency) です。
それは、自分や社会をよりよくしようとする主体的な力。
アマルティア・センの言葉を借りれば、「自分の周囲にいる人たちの願いを、自分の使命として引き受けようとする力」です。
学びとは、単に知識を得ることではなく、自分と他者の幸せをともに考え、行動していく力を育てる営みなのです。
「地域」というと、地名や地図上のエリアを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし本来の地域は、人と人がつながりあって暮らすコミュニティでもあります。
家族、近所、学校のクラス、部活動、趣味の仲間、SNS上のつながりなど、私たちはいくつものコミュニティに所属しながら生きています。
今回のワークでは、高校1年生が自分のまわりのつながりをマップにしてみました。
まだ広がりが少ないと感じた人もいましたが、それはごく自然なこと。
大切なのは、これから意識してつながりを広げていくことです。
その過程で、社会の課題や人々の願いに気づくことができます。
講話では、「問題」と「課題」の違いについても考えました。
●問題:現状で困っていること、うまくいっていないこと
●課題:その問題に取り組むための行動・挑戦
課題は必ずしも問題解決だけを意味するものではありません。
「よりよくする」「備える」「挑戦する」「理解を深める」といった、多様な目的から生まれるものでもあります。
重要なのは、「何のために取り組むのか」という目的を明確にすること。
目的があるからこそ、エージェンシーが発揮され、行動が意味を持ちます。
10月8日には、13のテーマに関わる地域の団体や個人が学校を訪れ、生徒たちと意見を交わします。
それぞれの方が、地域の課題に向き合う実践者であり、次の一歩を導くアドバイザーです。
この出会いを通して、自分の関心と地域の課題が重なる地点を見つけてほしいと思います。
学びの目的は、ウェルビーングの実現。
そのために必要なのは、自ら考え、仲間や地域と協働しながらよりよい社会をつくるエージェンシーの力です。
地域は「場所」ではなく、人と人との関係の重なり。
これからの出会いを通して、自分のコミュニティを広げ、課題を見出すきっかけにしてほしいと思います。
まちづくりスポット仙台は、こうした若い世代の学びと地域との出会いをこれからも応援していきます。
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